君津市議会 > 2013-06-21 >
06月21日-04号

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  1. 君津市議会 2013-06-21
    06月21日-04号


    取得元: 君津市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-31
    平成25年  6月 定例会(第2回)           平成25年第2回君津市議会            定例会会議録(第4号)1.開議の日時  平成25年6月21日 午後2時00分1.出席議員  23名       1番   小林喜久男君        2番   下田剣吾君       3番   須永和良君         4番   加藤喜代美君       5番   天笠 寛君         6番   小倉靖幸君       7番   真木好朗君         8番   保坂好一君       9番   高橋 明君        10番   橋本礼子君      11番   三浦道雄君        12番   池田文男君      13番   真板一郎君        14番   三宅良一君      15番   鴨下四十八君       16番   磯貝 清君      17番   鈴木良次君        18番   三浦 章君      19番   安藤敬治君        20番   藤井 修君      21番   榎本貞夫君        22番   岡部順一君      23番   鴇田 剛君1.欠席議員  なし1.地方自治法第121条の規定により説明のため出席した者の職氏名   市長         鈴木洋邦君   副市長        武次治幸君   教育長        本吉貞夫君   総務部長       伊藤修一君   企画政策部長     鈴木 登君   財政部長       齊藤 敦君   市民環境部長     黒川倫行君   保健福祉部長     古関正博君   経済部長       北川恵一君   建設部長       稲村文永君   会計管理者      関口友裕君   教育部長       吉田 茂君   水道部長       野老高弘君   消防長        前田佳暁君   総務部次長              企画政策部次長              鈴木盛一君   (事)企画政策    中澤政義君   (事)総務課長            課長   財政部次長              監査委員              浦田 泉君              佐久間敏幸君   (事)財政課長            事務局長   農業委員会              選挙管理委員会              竹内正明君              高浦義郎君   事務局長               事務局長1.職務のため出席した者の職氏名   事務局長       高橋 彰    次長         鈴木広夫   副次長        西村泰典--------------------------------------- △開議 平成25年6月21日午後2時00分 ○議長(小林喜久男君) 本日もまた、ご苦労さまでございます。 ただいまの出席議員は23名でございます。よって、定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。--------------------------------------- △議長の報告 ○議長(小林喜久男君) 日程に入るに先立ちまして、諸般の報告をいたします。 平成25年6月17日付で議会改革特別委員会委員長から委員会調査報告書の提出がありましたので、写しをお手元に配布してございます。 以上で諸般の報告を終わります。--------------------------------------- △表彰状の受賞報告 ○議長(小林喜久男君) ここで、永年在職議員に対し、全国市議会議長会総会の席上におきまして、1名の方が表彰されておりますので、受賞者を報告いたします。 この表彰は、在職10年以上の議員への表彰として、全国市議会議長会より、三浦道雄君への永年在職議員表彰であります。 以上で報告を終わります。--------------------------------------- △表彰状の伝達 ○議長(小林喜久男君) これより、永年在職議員表彰状の伝達を行いますので、しばらくの間、ご協力をお願いいたします。 ◎事務局長(高橋彰君) ただいま議長よりご報告のございました表彰状の伝達を行います。 受賞者の方をお呼びいたします。 三浦道雄議員、前にお進みください。     (三浦道雄議員移動、議長降壇) ◎事務局長(高橋彰君) 全国市議会議長会表彰状の伝達を行います。 三浦道雄議員。 ○議長(小林喜久男君) (朗読)                 表彰状        君津市 三浦道雄殿   あなたは、市議会議員として10年市政の振興に努められ、その功績は著しいものがありますので、第89回定期総会にあたり本会表彰規程により表彰をいたします。    平成25年5月22日                        全国市議会議長会会長 佐藤祐文     (拍手) ◎事務局長(高橋彰君) 自席にお戻りください。 以上をもちまして、表彰状の伝達を終わります。 ○議長(小林喜久男君) 以上で表彰状の伝達を終わります。 ご協力、まことにありがとうございました。---------------------------------------議事日程の決定 ○議長(小林喜久男君) 次に、本日の日程につきましては、会議規則第20条の規定により、議長において定め、印刷配布してございます。その順序に従いまして会議を進めてまいりますので、ご了承願います。---------------------------------------(参照議事日程(第4号) 6月21日(金)午後2時開議日程第1 議案第1号ないし議案第5号及び陳情第1号ないし陳情第3号(委員長報告、質疑、討論、採決)日程第2 議会改革特別委員会に付託の調査事件--------------------------------------- △日程第1 議案第1号ないし議案第5号及び陳情第1号ないし陳情第3号(委員長報告、質疑、討論、採決) ○議長(小林喜久男君) 日程第1、議案第1号ないし議案第5号及び陳情第1号ないし陳情第3号を一括議題とし、これより総括審議を行います。 去る6月6日の本会議におきまして、各常任委員会に審査の付託をいたしました案件につきまして、各常任委員会委員長から、審査の経過並びに結果についてご報告をお願いいたします。 まず、総務常任委員会委員長池田文男君から報告願います。 池田文男君。     (総務常任委員会委員長 池田文男君登壇) ◆総務常任委員会委員長池田文男君) ご報告を申し上げます。 平成25年第2回君津市議会定例会において、総務常任委員会に付託されました議案3件につきまして、去る6月13日午前10時から議会全員協議会室において、委員8名全員出席のもと、本常任委員会を開会をし、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告を申し上げます。 初めに、議案第1号 一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査いたしました。 本議案は、新型インフルエンザ等対策特別措置法の施行に伴い、新型インフルエンザ等緊急事態措置実施のため、他の自治体等から本市に派遣された職員に対して、新型インフルエンザ等緊急事態派遣手当を支給しようとするもので、条項の中に当該手当を追加するとともに、関連する君津市任期付職員の採用等に関する条例の規定を整理しようとするものであるとの説明があり、委員から、新型インフルエンザ等とはどのようなものを想定しているのか、また、具体的な派遣の要請方法について質疑があり、執行部から、急激に流行し、国民に重大な影響を及ぼすおそれのある新たな感染症として国が認定したものを想定しており、そうした新型インフルエンザ等が発生した場合、県等を通じて職員の派遣を要請するものであるとの答弁がありました。 また、他市から派遣された職員の宿泊の基準について質疑があり、職員派遣の決定時に締結する協定において定めることになるとの答弁がありました。 なお、委員から、近隣市における条例の制定状況について質疑があり、執行部から、袖ケ浦市においては条例を制定しており、富津市、木更津市においては未定であるとの答弁がありました。 これに対し委員から、近隣市の状況を踏まえ、今定例会に上程したことは評価する。今後も他市の動向を勘案し、しっかり対応していただきたいとの意見もあり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第3号 君津市税条例の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについて及び議案第4号 君津市都市計画税条例の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについてを一括議題とし、審査をいたしました。 本2議案は、地方税法の一部を改正する法律が平成25年3月30日に公布されたことに伴い、君津市税条例及び君津市都市計画税条例について改正を要することから、地方自治法第179条第1項の規定により専決処分をしたので、議会に報告をし、承認を求めるものであり、主な改正内容として、議案第3号は個人市民税について、住宅借入金等特別税額控除の適用を居住年が平成29年のものまで4年間延長し、消費税率が引き上げられた場合の特例的な措置として居住年が平成26年4月からの控除限度額を引き上げること、固定資産税については、都市再生特別措置法に規定する管理協定の対象となった備蓄倉庫に係る固定資産税の軽減の程度を条例で定めるもので、課税標準となるべき価格に乗ずる割合を、地方税法で規定する参酌規定どおり3分の2とするものであるが、現在、君津市は対象地域に指定されていないこと、また、延滞金については、特例措置に係る割合等を改正し、平成26年1月1日以後の期間に対応するものについて適用すること、議案第4号については、固定資産税と同様、都市再生特別措置法に規定する管理協定の対象となった備蓄倉庫に係る都市計画税の軽減の程度を条例で定めるもので、課税標準となるべき価格に乗ずる割合を3分の2とするものであるとの説明があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託をされました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(小林喜久男君) 次に、文教民生常任委員会委員長、三浦章君から報告願います。 三浦章君。     (文教民生常任委員会委員長 三浦 章君登壇)
    文教民生常任委員会委員長(三浦章君) ご報告申し上げます。 平成25年第2回君津市議会定例会において、文教民生常任委員会に付託されました議案2件及び陳情3件につきまして、去る6月14日午前10時から、議会全員協議会室において、委員7名全員出席のもと、本常任委員会を開会し、市当局より教育長をはじめ、関係部課長の出席を求め、慎重審査をいたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 初めに、議案第2号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを議題とし、審査をいたしました。 本議案は、医療費の増大等により、必要となる財源を確保するため、国民健康保険税額を算定するための按分率を改定するとともに、地方税法の一部改正に伴う条例の規定を整理しようとするもので、按分率の改定については、高齢化の進展に伴い医療費等の増加が続いており、平成25年度歳出において、対前年度比3億8,000万円程度の増加が見込まれ、このうち約5割に相当する1億9,000万円は国民健康保険税で賄うべき増加分であり、本市においても、保険税の赤字補填分として、一般会計からの法定外繰り入れや基金からの繰り入れを行い保険税の抑制に努めているが、現在の国保財政の仕組みでは大幅な歳入不足に対処することが難しい状況であることから、1人当たり年額で平均6,270円、6.5%を引き上げるものである。 また、地方税法の一部改正については、その主なものとして、国保税の低所得世帯に対する軽減判定方法について、後期高齢者となった特定同一世帯所属者を含める期間を5年としていたものを恒久化するものであり、また、特定世帯については、平等割を5年間、2分の1の額を軽減している制度は継続し、新たに6年目から8年目までは4分の1の額を軽減することとなったため、所要の条文整備を行うものであるとの説明があり、複数の委員から、按分率の改定時期について質疑があり、執行部から、国保税においては改定時期についての規定がないことから、歳出の動向や財政状況を見極めながら対処してきたが、今後は介護保険後期高齢者医療制度など他制度の改定時期も鑑み、国保税についても2年ないし3年で見直していきたいとの答弁がありました。 さらに、委員から、資産割等の改定根拠について質疑があり、執行部から、まず、資産割について、平成24年度現在において資産割を課税しているのは、54市町村のうち本市を含め20市町村と半数以下となっており、その税率も減少傾向である。また、国保加入者の約半数が60歳以上となっている状況から、収入を生まない居住用等の資産への課税について配慮する必要があることから、資産割を減額し、増額した均等割等については、高齢化の進展に伴う国保加入者年齢階層別人口や税の軽減制度など全体のバランスを図る観点から見直しを行ったものであるとの答弁がありました。 このほか、委員からは、徴収率の現状と今後の対応策や歳出抑制対策について質疑があり、執行部から、平成24年度決算見込みにおいて、現年課税分の徴収率は84%であり、対前年度比0.79%上昇しており、今後も徴収方法の改善を図りながら徴収率向上に努めていくこと、また、ジェネリック医薬品利用の一層の啓発を図るとともに、健康増進運動をはじめ、各種がん健診の充実などにより医療費の抑制にも努めていくとの答弁がありました。 討論においては、被保険者への負担増を強いる前に、国・県の補助金を増額させる努力をするべきであり、本議案には同意できないとの反対討論がありましたが、慎重審査の結果、賛成多数により、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第5号 平成25年度君津市一般会計補正予算(第1号)のうち、本常任委員会所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 初めに、2款総務費、10目交通防犯対策費については、犯罪のない安全で安心なまちづくりを推進するため、夜間及び深夜において、君津駅や各小中学校周辺、また、犯罪の発生状況に応じて市内全域のパトロールを行う夜間・深夜防犯パトロール事業を委託する費用として582万1,000円を増額補正するもので、財源については、全額、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業県補助金を充てるものであること、次に、10款教育費のうち、2項小学校費については、児童の安全確保を図ることから、市内全小学校において警備員による巡回警備を実施するため、832万2,000円を増額補正するもので、財源については、夜間・深夜防犯パトロール事業と同様、全額、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業県補助金を充てるものであること、次に、3項中学校費については、周西南中学校管理備品を購入するため、201万1,000円を増額補正するもので、財源については、全額、前年度繰越金を充てるものであること、次に、5項社会教育費のうち、中央図書館資料購入事業については、中央図書館上総分室図書資料を購入するため、20万円を増額補正するもので、財源については、全額、指定寄附金を充てるものであること、また、中央図書館文庫資料整理事業については、「山中文庫」並びに「杉浦文庫」の資料を図書館システムで検索できるようデータ入力等の作業を委託するため、87万8,000円を増額補正するもので、財源については、全額、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業県補助金を充てるものであること、次に、6項保健体育費については、君津市社会教育活動障害互助会の解散による余剰金31万2,000円を教育費寄附金として受け入れ、スポーツ振興基金へ積み立てるものであるとの説明があり、委員から、緊急雇用創出事業臨時特例基金事業県補助金を活用する事業について、補助金が廃止された場合の事業の継続性について質疑があり、執行部から、夜間・深夜防犯パトロール事業及び小学校巡回警備事業について、両事業とも平成21年度の途中から補助金を活用し、事業を実施しており、補助金が廃止となった場合、財政状況等を考慮し、事業継続について検討してまいりたいとの答弁があり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書を議題とし、審査をいたしました。 まず、事務局から受理経過を聴取し、その後、執行から、本制度は国が責任を持って「義務教育機会均等」と「全国一律の教育水準維持・向上」を図る制度であり、本制度の廃止や全額、地方に税源移譲された場合、地方自治体にとって重大な影響をもたらすばかりか、義務教育の質的低下や教育水準の格差が生じることから、本制度の堅持は必要不可欠であるとの参考意見があり、慎重審査の結果、全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第2号 「国における平成26(2014)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書を議題とし、審査をいたしました。 まず、事務局から受理経過を聴取し、その後、執行部から、子供一人ひとりに行き届いたきめ細かな教育の充実やよりよい教育を実現するためには人的・物的な教育条件が不可欠であり、国の予算が削減されると各種事業の推進に大きな影響が出てくることが予想されることから、この国の根幹をなす教育を重視し、教育分野に対して国が十分な予算措置を講じることに大きな責任と義務があるとの参考意見があり、慎重審査の結果、全員異議なく、採択すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第3号 産業廃棄物最終処分場増設反対に関する意見書の提出を求める陳情を議題とし、審査をいたしました。 まず、事務局から受理経過を聴取し、その後、執行部から、新井総合施設株式会社が平成24年1月20日付で第3期の管理型最終処分場の増設を目的とした林地開発行為事前協議書を千葉県中部林業事務所に提出したことを受け、本市の対応として、本年5月17日付で千葉県知事に対し、第3期処分場増設計画は時期尚早であり、事業者に林地開発行為事前協議書の取り下げを指導されるよう要望したとの参考意見があり、委員からは、平成21年6月30日に開催された環境審議会において、当時、委員からの質疑に対し、新井総合施設株式会社は第3期、第4期の計画はないと回答した経緯があるが、その後、執行部において第3期計画等の説明を受けた事実があるか質疑があり、執行部から、第1期処分場に係る報告等で事業者が来庁した際、第3期計画について実施したいとの意向は伺っているが、いつ方向性が変わったか等詳細な確認はとれていないとの答弁がありました。 さらに、委員から、平成23年に内部保有水流出事故が発生したが、第1期処分場の稼働以後の環境被害の兆候や具体的な影響について質疑があり、執行部から、放流水から重金属類等が検出されたことはないとの答弁がありました。 討論においては、本陳情書のとおり、産業廃棄物最終処分場は、水道水源となる河川の源流に設置されており、本市議会においても、平成10年12月17日に産業廃棄物処分場設置の反対を全会一致で決議しており、これ以上産業廃棄物最終処分場の増設は適当ではないと判断するもので、本陳情を採択し、あわせて県に対し、本市議会としての意向を主張すべきとの意見がありました。 また、継続審査にすべきという意見もありましたが、慎重審査の結果、賛成多数により、採択すべきものと決定いたしました。 なお、陳情第1号ないし陳情第3号の審査に当たりましては、陳情の願意を十分に理解し、慎重審査を期するため、別途、協議会を開催し、陳情書提出者からの趣旨説明を受けておりますので、申し添えます。 以上が本常任委員会に付託されました議案及び陳情に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(小林喜久男君) 次に、建設経済常任委員会委員長、鴨下四十八君から報告願います。 鴨下四十八君。     (建設経済常任委員会委員長 鴨下四十八君登壇) ◆建設経済常任委員会委員長(鴨下四十八君) ご報告申し上げます。 平成25年第2回君津市議会定例会において、建設経済常任委員会に付託されました議案1件につきまして、去る6月12日午前10時から、議会全員協議会室において、委員8名全員出席のもと、本常任委員会を開会し、市当局より関係部課長の出席を求め、慎重審査いたしましたので、その経過並びに結果についてご報告申し上げます。 議案第5号 平成25年度君津市一般会計補正予算(第1号)のうち、本常任委員会所管事項に係る予算を議題とし、審査をいたしました。 本議案は、農林水産業費のうち、農業振興費について、有害獣による農林産物の被害防止のため、電気防護柵設置に係る資材購入費を助成するものであり、千葉県単独の補助を受け、実施予定であったが、千葉県から国の補助制度の活用について、要請されるとともに、千葉県の補助制度が改正されたことにより、国及び県の補助金を活用し、48カ所、2万3,670メートルにわたる電気防護柵を整備するための経費として1,854万5,000円を増額補正するものであり、国及び県の採択要件に該当しないが、当初、実施を計画していた16件については市単独で助成するものであること。財源としては、国から交付される鳥獣被害防止総合対策交付金2,124万8,000円及び千葉県の有害鳥獣被害防止対策事業県補助金229万3,000円を充てるものであり、当初予算に計上していた有害獣被害防止対策事業県補助金733万3,000円は、千葉県の制度改正に伴い、全額減額するとの説明がありました。 委員から、国の採択要件を満たさない要望への対応について質疑があり、執行部から、隣接者がいないなどやむを得ない理由により国の採択要件を満たさない要望については、千葉県の補助制度などを活用していきたいとの答弁がありました。 また、委員から、新たな被害が発生しないよう、今後、耕作放棄地等の状況も調査し、JAきみつなどとも協力しながら、生産者への指導を図られたいとの意見もあり、慎重審査の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。 以上が本常任委員会に付託されました議案に対する審査の経過並びに結果でございます。 ご報告を終わります。 ○議長(小林喜久男君) 以上で各常任委員会委員長の報告は終わりました。 ただいま行われました委員長報告に対する質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結し、討論を行います。 討論の通告がありますので、順次発言を許します。 11番、三浦道雄君。     (11番 三浦道雄君登壇) ◆11番(三浦道雄君) 日本共産党三浦道雄でございます。 ただいまの各常任委員長の報告に対しまして、討論を行います。 私は、議案第2号の君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定については、反対の立場から、陳情第3号の産業廃棄物最終処分場増設反対に関する意見書の提出を求める陳情については、委員長報告のとおり、採択に賛成でありますが、一言申し添えさせていただきます。 それでは、最初に、議案第2号の君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。 付託されました文教民生常任委員会で私も質疑をしてまいりました。結果として、1世帯平均で1万1,000円の余の値上げであります。今でも高い国保税のために、払いたくても払えない滞納世帯が5月末現在で4,856世帯に上っております。そのうち3月末現在ですが、資格証明書の発行は667世帯、836人になっております。短期保険証の発行は1,339世帯、2,942人になっております。この資格証明書が発行されている世帯等の方々が急病等で診療が必要になった場合でも、いったん病院窓口で全額支払いが求められます。これではお金がなければ病院には行けません。高額医療費限度額適用認定書についても、国保滞納者には医療費軽減措置が適用されません。国は、高額医療制度の一つとして2007年からこの措置が始まりました。2012年の4月からは入院加療費に加えて外来診療にも適用範囲が拡大されたのであります。しかしながら、資格証明書等の発行世帯にはこの制度が適用されません。これではお金のない者は死ねと言っているに等しいではないでしょうか。低所得者層が多く加入しているのが国保世帯であります。特別の事情等で国保税の滞納者等が生まれるのは、ある意味避けられません。仮に滞納があっても、誰もが安心して医療サービスが受けられるからこそ国民皆保険制度ではないでしょうか。2009年に君津市は按分率を見直して9.77%の値上げを行い、1世帯平均約2万円の大幅値上げになりました。この上さらなる値上げには到底同意できません。 今回は6.5%の値上げになっております。1世帯平均して約1万2,000円、1人平均6,270円の値上げであります。均等割等の按分率の引き上げには、ご家族の多い世帯には計り知れない負担増となります。市の国保財政が厳しいことは承知いたしております。小泉構造改革で社会保障費が毎年2,200億円も削減されてきた経緯があります。「税と社会保障の一体改革」と称して社会保障費をさらに削減しようとしている自公政権は許せません。この悪政に加担しているのが民主党、維新の会、みんなの党などではないでしょうか。 私は、国に対して、国庫負担金をもとに戻させる粘り強い運動が地方自治体に求められていると思います。国保税の引き上げのための按分率の見直しの前にそうした努力をしてください。その間は値上げ案を凍結することを訴えます。一番安易な施策が国保加入者への負担増であります。 よって、本議案に反対するものであります。 陳情第3号の産業廃棄物最終処分場増設反対に関する意見書の提出を求める陳情について。 私は、新井総合施設株式会社が君津市怒田字花立643-1の山林等に管理型の産業廃棄物最終処分場計画が浮上していた平成4年当時ごろから、この建設計画に反対の立場でございました。君津市議会も平成10年当時、大福山山系への管理型最終処分場建設計画に対して、明確に議会としての反対の立場を表明しておりました。君津市も同様の立場でありました。ところが、当時の沼田知事が任期ぎりぎりの3月末に突然許可を出し、今日に至っているのであります。 第1期、第2期と事業が展開をし、今は放射性廃棄物まで持ち込まれているありさまです。我々の子々孫々に多大な環境負荷をこれ以上拡大させることはできません。第2期処分場だけで、これから約10年、危険な物質等が搬入されます。第3期事業計画は200万立方メートルで、第1期と第2期分を足した容量と同じだけの膨大なものでございます。許可されることを許せば、営業年数はこれから30年以上続き、大福山は放射能の山と化すでしょう。 陳情者団体のちば水源愛護会の陳情文書表の趣旨を鑑みれば、君津市議会が全会一致をもって採択すべきものと考えます。 どうか議員の皆さん、全会一致をもって採択されるよう心から訴えます。 ただいま触れませんでした議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第5号及び陳情第1号、陳情第2号、陳情第3号と同様に、委員長報告のとおり賛成するものであります。 以上です。 ○議長(小林喜久男君) 2番、下田剣吾君。     (2番 下田剣吾登壇) ◆2番(下田剣吾君) 議席番号2番、下田剣吾です。 ただいま小林喜久男議長から発言の許可をいただきましたので、通告に従い、議案第2号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、反対の立場から討論いたします。 まず、冒頭、2日前の19日にまた君津製鐵所構内で死亡事故が起きました。ご冥福を謹んでお祈りするとともに、製鐵所の安全対策の徹底を再度求めます。 さて、議案第2号についてです。大前提として少子高齢化が進み、医療費がふえている以上、私は、一定の保険料率の見直し、つまり、値上げは必要だと考えています。保険料は安ければいい、足りなければ一般財源から繰り入れればいいのだという考えは持っておりません。そのつけは誰かが払わなくてはならないし、特に子供たちの未来に安易にこうした財政負担を押しつけることはすべきでないと考えるからです。しかしながら、今回の改定は、1人当たり6,200円、1世帯当たり1万2,000円を超える値上げになります。確かに前の改定から4年間上げずに努力をしてきた、そう言えるのかもしれませんが、例えば健康診断の受診率が目標を大きく下回っているのを見ると、執行部の説明に全て納得することはできませんでした。さらに、今回の値上げは、財政悪化による緊急避難的な要素があります。ということは、今後、何もしなければ当然市民の負担はさらに大きくなると感じました。 私は、以上のようなことから、先進自治体と同じように君津市国民健康保険事業財政健全化に向けたアクションプランをできるだけ早く策定すべきだと考えます。 本市の滞納者は、およそ1万5,000世帯のうち、何と4,856人に上ります。毎年改善していますが、この数字がどういう原因から来ていて、それぞれどう解決していくかを具体的な目標を定めて取り組んでいくべきです。 後発医薬品については、使用することでどれだけの負担の軽減になるのか、現在もデータを持っていません。国保財政の今後の見通しも含め、データに基づいたシミュレーションを示していただきたい。また、そのためにも今は別々の徴収を担当する納税課と支出を担当する国民健康保険課が連携して動くための共通のアクションプランが必要です。現在の担当課が、人員が限られた中で細かい相談や改善に努めていることは理解します。しかし、それぞれの取り組みにどれだけの効果があるのか、現状ではわかっていません。今後は、秋に導入される市役所の新たなシステムを利用して検証し、最も効果的な改善に力を割いていただきたいと思います。 以上のような具体的な改善策をできるだけ早く実現してほしい、そう強く求めるために、本議案についてはやむを得ず反対いたします。 その他議案については、委員長報告のとおり賛成いたします。 以上です。 ○議長(小林喜久男君) 23番、鴇田剛君。     (23番 鴇田 剛君登壇) ◆23番(鴇田剛君) 23番、鴇田でございます。 ただいま、それぞれ反対討論がありました議案第2号について、私は、委員長報告に賛成の立場から討論をいたします。 国民健康保険は、国民皆保険制度を支える重要な制度でありますが、医療の高度化や急速な高齢化に伴い、その財政運営は非常に厳しいものとなっております。 とりわけ、ここ数年間においては、いわゆる団塊の世代が退職を迎え、高齢者の加入割合が急増したことなどにより、医療費の増加が著しい一方、現役世代の減少や景気の動向により保険税収入は低迷しておりますことは、議員諸兄には知り得るところであります。 このような中で、一般会計からの繰り入れや基金の投入により、1人当たり1万円を超える補填をしてもなお大幅な歳入不足が見込まれる状況であり、また、社会保険においても、近年、毎年のように引き上げが行われている現状を鑑み、必要最小限の引き上げを行うことはやむを得ないものと理解するものであります。 なお、今後も厳しい財政運営が見込まれることから、特に計画的な改正と按分率の見直しに努めるほか、市民の健康維持、増進はもとより、ジェネリック医薬品の活用や特定健診の受診など医療費の適正化に努力されるとともに、収納率の向上対策など財源確保にも全力で取り組むことを望むものであります。 また、他の議案及び陳情についても、各議員が議論し、意見、提言を求めました課題を、市長はじめ関係部局の方にはスピード感をもって対処されることを指摘、懇願し、委員長報告のとおり賛成するものであります。 以上。 ○議長(小林喜久男君) 以上で通告による討論は終わりました。 討論を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認め、討論を終結し、採決いたします。 初めに、議案第1号 一般職の職員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第2号 君津市国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第3号 君津市税条例の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについて、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第4号 君津市都市計画税条例の一部を改正する条例についての専決処分の承認を求めることについて、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 議案第5号 平成25年度君津市一般会計補正予算(第1号)、委員長報告のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、陳情第1号 「義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書」採択に関する陳情書、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本陳情は採択することに決定いたしました。 次に、陳情第2号 「国における平成26(2014)年度教育予算拡充に関する意見書」採択に関する陳情書、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本陳情は採択することに決定いたしました。 次に、陳情第3号 産業廃棄物最終処分場増設反対に関する意見書の提出を求める陳情、委員長報告のとおり採択することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立多数。 よって、本陳情は採択することに決定いたしました。---------------------------------------議会改革特別委員会に付託の調査事件 ○議長(小林喜久男君) 日程第2、議会改革特別委員会に付託の調査事件を議題といたします。 議会改革特別委員会委員長から、会議規則第102条の規定により、調査の経過と結果に係る報告書の提出がありましたので、この際、委員長の報告を求めます。 議会改革特別委員会委員長、岡部順一君。     (議会改革特別委員会委員長 岡部順一君登壇) ◆議会改革特別委員会委員長(岡部順一君) ご報告申し上げます。 議会改革特別委員会は、平成23年第4回定例会において、委員12名をもって構成され、地域主権改革の中で地域住民の代表として市民の負託に真摯に応えるため、真にあるべき二元代表制の姿と議事機関の役割について議員全員が認識を共有し、広大な市域や地域性を考慮しながら、本市議会にふさわしい議会改革について調査研究することを目的に設置されました。 これまで、先進地への行政視察や専門家を招いての講演会の開催をはじめ、12回にわたる委員会で、全国の先進事例や県内各市議会の状況なども調査しながら協議を重ねてまいりました。 本特別委員会の調査を終了するにあたり、調査概要と今後に対する要望を申し上げ、委員会の最終報告とさせていただきます。 他市においては、議会改革の第一歩として議会基本条例の制定を目指す市議会もある中、本特別委員会では必ずしも議会基本条例の制定ありきではなく、改革できることから一つずつ着実に取り組んでいくことこそが真の議会改革であると考え、30項目にわたる事項について検討を重ねてまいりました。 検討過程における主な意見とそれに基づく検討結果は報告書のとおりでありますが、このうち、議会だよりをはじめとする広報活動の充実化などは、本特別委員会の検討経過を踏まえ、既に改善が図られております。さらに、議員報酬や政務活動費などについても、平成24年第4回定例会及び平成25年第1回定例会において、条例及び規則の改正が行われました。 なお、政務活動費については、市民意識や裁判例等も勘案しながら、使途の詳細を見直し、新たな支出マニュアルの作成も行ったところであります。これにより、費用弁償及び食事代について、政務活動費の支出をやめ、平成25年度から運用が開始されているところであります。 これら既に改革された事項もありますが、ほかに審議会等への議員の参画のあり方や全員協議会の運営方法、市の出先機関における会議映像の配信など、議会改革に向け、執行部との協議が必要となる事項や議員定数など、新たな協議の場において、さらに検討が必要となった事項もあります。これらの事項については、今後、議長を中心に議会運営委員会やその他の協議の場において、改革の実施や検討の推進に取り組んでいただけるよう強く望むものであります。 さて、平成12年の機関委任事務廃止以降、地方自治制度の見直しが進められ、地方自治体の自主性や自律性は飛躍的に広がりました。これに伴い、議会及び議員の権限が及ぶ範囲は大きく拡大し、市民の意思を市政運営に反映させる機会も確実にふえております。こうした環境変化を議員一人ひとりが十分認識し、市長を代表とする執行機関としっかり対峙していくために、改正された地方自治制度も活用しながら、市議会機能の強化を図る議会改革に取り組むことが大変重要であると考えるところであります。 本特別委員会の調査研究は、ここに終了いたしますが、各議員におかれては、本特別委員会における検討の経過と結果について十分ご理解いただくとともに、市民の負託に応える本市にふさわしい議会改革に取り組まれますよう要望し、議会改革特別委員会委員長報告といたします。 ○議長(小林喜久男君) 以上で委員長の報告は終わりました。 ここで、ただいま行われました委員長報告に対する質疑を行います。     (発言する者なし) ○議長(小林喜久男君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認め、委員長報告に対する質疑を終結いたします。 なお、議会改革特別委員会は、全ての調査を終了いたしましたので、これをもって解散といたしますので、ご了承願います。 ここで議事の都合により、暫時休憩いたします。 △休憩宣告 午後2時52分--------------------------------------- △再開宣告 午後3時15分 ○議長(小林喜久男君) 再開いたします。--------------------------------------- △追加議案受理の報告 ○議長(小林喜久男君) ただいま三浦章君から発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について及び発議案第2号 国における平成26年度教育予算拡充に関する意見書について、並びに発議案第3号 産業廃棄物最終処分場増設反対に関する意見書についてが、それぞれ所定の賛成者とともに、会議規則第14条第1項の規定により提出されましたので、ご報告いたします。 なお、それぞれの議案につきましては、お手元に配布してあるとおりでございます。---------------------------------------(参照議事日程(第4号)その2 6月21日(金)午後2時開議日程第3 発議案第1号及び発議案第2号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)日程第4 発議案第3号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決)---------------------------------------議事日程の追加 ○議長(小林喜久男君) お諮りいたします。 議事日程(第4号)その2をお手元に配布してございます。その順序に従いまして、日程を追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認めます。 よって、議事日程(第4号)その2のとおり、日程に追加し、議題とすることに決定いたしました。--------------------------------------- △日程第3 発議案第1号及び発議案第2号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(小林喜久男君) 日程第3、発議案第1号及び発議案第2号を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては、省略いたしますので、ご了承願います。 発議案第1号及び発議案第2号の提出者であります三浦章君から提案理由の説明を求めます。 三浦章君。     (18番 三浦 章君登壇) ◆18番(三浦章君) 18番、三浦章でございます。 先ほど陳情第1号及び陳情第2号が採択されたことによりまして、発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、発議案第2号 国における平成26年度教育予算拡充に関する意見書について、それぞれ提出させていただくものであります。 意見書案については、お手元に配布してございますが、加藤議員、高橋議員、三浦道雄議員、真板議員、藤井議員、岡部議員のご賛同をいただきましたので、私から一括して提案理由の説明をさせていただきます。 発議案第1号でありますが、義務教育費国庫負担制度は、義務教育の根幹であり、教育の機会均等やその水準の維持向上を目指し、無償制を確保するなどの基盤づくりは国の責務であります。 国において、平成23年度に小学校1年生の35人以下学級が実現し、平成24年度は小学校2年生の35人以下学級編制も可能となりました。しかし、義務教育費国庫負担制度が廃止されたり、国の負担割合がさらに下げられたりした場合、自治体によっては「40人学級」や「教職員定数」が維持されないことも危惧され、義務教育の水準に格差が生じることは必至であることから、国に対し、教育水準の維持向上と地方財政の安定を図るため、義務教育費国庫負担制度を堅持するよう意見書を提出するものであります。 次に、発議案第2号でありますが、教育は、日本の未来を担う子供たちを心豊かに教え・育てるという重要な使命を負っております。子供たちを取り巻く環境も大きく変化し、教育現場においては、子供たちの安全確保や学力向上、さらには震災からの復興など、国を挙げての教育課題となっており、子供たちの個性を尊重しながら、生きる力と豊かな人間性を育む教育を実現するため、多岐にわたる教育施策の展開が必要ですが、財政状況の厳しい現状を見るとき、国からの財政的な支援等は不可欠であります。充実した教育を実現させ、子供たちの教育環境の整備・拡充を進めるため、国に対し、教育予算の充実を求め、意見書を提出するものであります。 以上、発議案第1号及び発議案第2号の提案理由の説明とさせていただきます。 よろしくご審議賜り、全会一致をもちまして可決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小林喜久男君) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、質疑を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議案第1号及び発議案第2号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認め、発議案第1号及び発議案第2号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 発議案第1号 義務教育費国庫負担制度の堅持に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 発議案第2号 国における平成26年度教育予算拡充に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立全員。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。--------------------------------------- △日程第4 発議案第3号(提案理由説明、質疑、委員会付託省略、討論、採決) ○議長(小林喜久男君) 日程第4、発議案第3号を議題といたします。 なお、議案の朗読につきましては、省略いたしますので、ご了承願います。 発議案第3号の提出者であります三浦章君から提案理由の説明を求めます。 三浦章君。     (18番 三浦 章君登壇) ◆18番(三浦章君) 18番、三浦章でございます。 先ほど陳情第3号が採択されたことによりまして、発議案第3号 産業廃棄物最終処分場増設反対に関する意見書について提出させていただくものであります。 意見書案については、お手元に配布してございますが、高橋議員、三浦道雄議員、藤井議員、岡部議員のご賛同をいただきましたので、私から提案理由の説明をさせていただきます。 新井総合施設株式会社が、君津市怒田地先で計画している管理型産業廃棄物最終処分場の第3期増設事業の事業地は、君津市をはじめ、近隣市の水道原水となる小櫃川の源流地域であり、事業区域は全体で64.5ヘクタールと極めて大規模なものであります。増設が進展することにより、大福山西麓、御腹川源流域の環境保全を将来の世代から永久に奪うことになると深く憂慮するところであり、今を生きる君津市民のみならず、将来の世代や近隣市民の健康で文化的な生活を守るため、新井総合施設株式会社の最終処分場第3期増設について、反対の意見書を千葉県知事宛てに提出するものであります。 以上、発議案第3号の提案理由の説明とさせていただきます。 よろしくご審議賜り、全会一致をもちまして可決いただきますようお願い申し上げます。 ○議長(小林喜久男君) 以上で提案理由の説明が終わりましたので、質疑を行います。     (「質疑なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) 質疑もないようでございますので、質疑を終結したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認め、質疑を終結いたします。 ただいま議題となっております発議案第3号については、会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略したいと思いますが、これにご異議ございませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) ご異議ないものと認め、発議案第3号については、委員会付託を省略することに決定いたしました。 次に、討論を行います。     (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小林喜久男君) 討論もないようでございますので、議案に対する討論は終結し、採決いたします。 発議案第3号 産業廃棄物最終処分場増設反対に関する意見書について、原案のとおり決定することに賛成の諸君の起立を求めます。     (賛成者起立) ○議長(小林喜久男君) 起立多数。 よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 以上をもちまして、今期定例会に付議されました案件の全部を議了いたしました。--------------------------------------- △市長あいさつ ○議長(小林喜久男君) ここで、閉会にあたりまして、市長からあいさつがあります。 鈴木市長。     (市長 鈴木洋邦君登壇) ◎市長(鈴木洋邦君) 平成25年第2回君津市議会定例会の閉会にあたりまして、一言御礼のごあいさつを申し上げます。 去る6月4日に開会いたしました本定例会は、本日をもちまして閉会となりますが、提案いたしました5議案と報告7件につきましては、慎重なるご審議をいただき、いずれも原案どおり可決確定をいただき、まことにありがとうございました。 会期中に皆様からいただきました貴重なご意見やご要望などにつきましては、十分これを尊重し、今後の市政運営にあたってまいる所存でございます。 なお、先ほどは長年にわたる議会活動と本市行政に対する功績が認められ、全国市議会議長会から三浦道雄議員に対しまして、永年在職表彰の伝達がありました。改めて、心からお祝いを申し上げます。まことにおめでとうございます。 今後とも市政の進展に対しまして、より一層のお力添えをいただきますようお願いを申し上げる次第でございます。 次に、この場をおかりまして、諸般の報告を2点ほど申し上げます。 1点目は、国道410号の俵田地先の開通についてでございます。 このたび、地域の皆さんの念願でありました国道410号の俵田地先での工事が完成し、平成25年7月13日に開通する運びとなりました。国道410号は、県中央地域と南房総地域を結ぶ幹線道路として重要な役割を担っており、当地域の活性化に大きく寄与するものであり、開通いたします俵田地先におきましても、今後、円滑で安全な交通の確保と利便性の向上が図られると考えております。 2点目は、新日鐵住金かずさマジックの第84回都市対抗野球大会の出場についてでございます。 6月4日から8日まで開催されておりました都市対抗野球南関東大会において、千葉県代表として出場しました新日鐵住金かずさマジックが第2代表の座を獲得し、本大会へ出場することが決定いたしました。本大会への出場は、3年ぶり、9回目となります。7月14日に初戦を迎えますので、皆さんには応援のほどよろしくお願い申し上げます。 関東地方は、本年、昨年に比べ10日早く梅雨入りしました。いよいよ向暑の季節を迎えますが、議員の皆さんには、くれぐれも健康にご留意され、引き続き本市のさらなる発展のためにご指導いただきますようお願いを申し上げまして、閉会にあたってのあいさつといたします。 ご苦労さまでございました。--------------------------------------- △閉会 ○議長(小林喜久男君) これをもちまして、平成25年第2回君津市議会定例会を閉会といたします。 長期間にわたりまして、まことにご苦労さまでございました。                      平成25年6月21日午後3時29分                                     閉会上記会議の顛末を録し相違ないことを証するためここに署名する。  平成25年  月  日            君津市議会議長   小林喜久男            君津市議会副議長  磯貝 清            署名議員      下田剣吾            署名議員      須永和良            署名議員      加藤喜代美...